024.10.11 クラブフォーラム 社会奉仕委員会にて
発達障がいの講演: 講師 エフエムみっきぃパーソナリティ 寺坂恵美子 様
自身の育児経験をもとに、発達障がいについて語る番組を担当中
発達障がいとは 生まれつきの脳機能の発達の偏りと、その人が過ごす環境や周囲の人との関わりのミスマッチから、社会生活に困難が発生する障害のこと。
特性として大きく3つ。
(1)自閉症スペクトラム症(ASD):言葉の発達の遅れがあり、意思疎通が難しい。
パターン化した行動を好む。
アスペルガー症候群・・・言葉の発達の遅れは無いが、コミュニケーションに障害。
対人関係、社会性の障害。人の空気を読まずに発言するなど。
(2)注意欠陥多動性障害(ADHD):不注意。多動・多弁。衝動的に行動する。
(3)学習障害(LD):読む書く計算する等の能力が全体的な知的発達に比べて極端に
苦手。人と話せて意思疎通が出来るが、書けないなど。
小中学校で発達障がいの割合は、通常の学級に在籍する小中学生の8.8%。35人学級であれば3人。
大人も含め、発達障がいの傾向がある人は、約10人に1人と言われている。
大切な事は、障害の特徴を知ってもらう事。対処方法が分かれば安心でき心配もなくなる。
一人一人の個性を、お互いにどう活かし、共に過ごしていけるか、障害を、障害と捉えない考えが広まってほしいというお話でした。